2011年9月18日日曜日

はぎれと草刈

少し前に、BSで「温故樹林」という番組が放送されまていました。
樹希樹林さんが出演されて、各地の骨董品を紹介する番組でした。
4回放送され、もう終わってしまったので残念です。
その中で、石川県の金沢市に江戸時代から伝わっている「百徳きもの」という映像に深く感動しました。
子供の健やかな成長を願う母心から生まれた習慣だそうです。
元気なお子さんのいる家庭や長寿の方・縁者の方からはぎれを頂き、縫い合わされ命を吹き込まれ、新しい反物なり子供の着物として生まれ変わるのです。
金沢のお寺に飾られていましたが、色とりどりの美しさ・迫力に圧倒されました。
日本に伝わる「お針の文化」は根気のいる作業ですが、楽しくお針を続けていたいと思いました。
番組の中で「昔の方は、あずきを3粒包める布は取っておく」という言い伝えがあるそうです。
物を大切にする心!
つるし飾りなどを作ると どうしても はぎれが出ます。どれも、きれいで、もったいないので取ってあります。
百徳きものではありませんが(*^_^*)まずは 小さなバッグを作ってみました。
バッグインバッグが欲しかったんですが、自分で作れば一層の愛着がわきます。満足!満足!です。
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土曜日は慌ただしく 活動していました。
そんな中、道路の街路樹の周りの草を刈っていらっしゃる男性がいらっしゃいました。
帰宅すると、紅屋の前の街路樹周りも、大変きれいに 草刈されていました。
今朝も、道路の草むしりをしていらしたので、お礼を申し上げました。
「根岸駅周辺に空き缶やごみが多くって駅の職員さんだけでは 追いつかないので 1年程前から
週末になると 午前中涼しい時に清掃しています。道路周辺は年に1回位草むしりに廻っています」との事で、本当のボランティアさんで 頭が下がります。
誰にでもできる事では有りません。素晴らしいですね。
できるだけ、店前のお掃除や草むしりはしているつもりですが、最近は草がすぐ伸びて、少しうんざりしていました。
きれいにしていただき感謝しています。
一人、黙々と実践していらして、その姿勢が素晴らしいです。でも、御無理なさいませんように。
ありがとうございました。
ごみは持ち帰りましょう!